授業で可能なのは、理解させることだけ
エンターテイメント性もあり、名物講師の授業はウケがいい。授業の成果は「分かった」ということ。教える方も「理解させる」ことに8割以上の努力を注ぐ。人一倍「分かりやすく」説明できるのが、予備校などの名物講師の条件でもある。
忘却曲線が突きつける、受験勉強の壁
授業を受けて勉強した気分になっても、説明が「わかった」程度だ。それだけでは応用することも、演習問題を解くことも出来ない。さらにそれ以前の問題として、授業の翌日には74%も忘れてしまう。これがエビングハウスの忘却曲線だ。
授業以外の場所で、偏差値の大半が決まる
忘れない努力よりも、反復学習で記憶を取り戻す。これがエビングハウスによって発見された記憶を定着させる手段だ。だからと言って同じ授業を繰り返し聴く時間なんてない。それが参考書ならば、毎日のように読み返すことができる。
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